次回の記事について

  • 2018.07.10 Tuesday
  • 13:37

 

ここ何回か

 

武学MASの「思想・哲学」の記事をアップしてきましたので

 

次回の記事は久しぶりに「武術基礎」の記事をアップしようかと考えております

 

出来れば写真動画を入れた記事にしたいと思っております(^-^ )

 

 


 

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練習について・6「知己そして生涯学習」

  • 2018.06.27 Wednesday
  • 07:45

1回「練習について・1「火加減」」、2回「練習について・2「腹八分」

3回「練習について・3「自制心」」、4回「練習について・4「経験値」

5回「練習について・5「厳と勇」」からの続きです。

 

前回までに

 

自己を見つめ火加減調節すること、

 

強弱具合知るには経験が必要であることなどを

 

長たらしく言ってまいりました。

 

こう言った調節強弱に目に見える具体的な数値がある訳ではありません。

 

そこで必要になってくるのが指導者となります。

 

指導者は、学習者個性進度に合わせて練習の内容強弱を指導し

 

学習者に練習の火加減理解できるよう、

 

また身につけていけるように

 

訓練してもらうのです。

 

ただ、ここで勘違いしてはならないことがあります。

 

それはみんながまったく同じ練習法同じ速度で学習が進むわけではなく

 

固定されたカリキュラムをこなすだけではないということです。

 

指導者は生徒の個性に合わせて火加減の指標を示すことはできますが

 

練習をするのはあくまでも生徒自身です、

 

指導者と生徒、また生徒同士も皆が寸分たがわず

 

同じ身体同じ感覚を持っているわけではありません。

 

それぞれが全く同じではないのです( ー`дー´)

 

体格人生経験性格生活環境etc.は違っていて当たりまえであり

 

生徒さん一人一人に個性がありますので

 

完璧完全に固定された練習方法やカリキュラムなんてありえないのです。

 

武術の学習と言うがあり、

 

その目指す頂上同じであったとしても

 

登る目的人それぞれです。

 

練習法を固定したカリキュラムでとらえてしまうことは

 

個性を無視したものになってしまいます。

(個性と「(エゴ)」は別物ですので気をつけてください)

 

そこに普遍性は存在しなくなります。

 

武術固定された置き物ではなく活き活きとした生き物(活人の学)なのです。

 

次に学習者自分(個)に合わせた練習

 

受動的教えられるがままに練習するだけではなく、

 

自らの事を把握する努力」をし、

 

を使い、感じ考えて火加減の調節具合

 

自得」していかなくてなりません。

 

自得するために

 

自分を知る(知己)ということ、自己分析をするということができなければ

 

それはうまく出来ません。

 

自分を知る(知己)ということ、自己分析をするということは

 

武学だけではなくあらゆる芸事にも通用する練習における方法です。

 

自分人生身につけたいことの全て他人(指導者)に預けても

 

自分向上させることは出来ないでしょう。

 

向上については

 

武術の技術は巧妙精妙神(霊)妙へと時間を掛けて向上していきます。

 

料理材料を煮込み時間を掛けながら熟成させていくようなものです。

 

技術思考力を高めるためには個人差はありますが、

 

それに掛ける時間必要不可欠です。

 

ここにおいても「知己」が練習において重要なファクターとなります。

 

武術の練習(小の兵法)はまず知己であり、

 

そして知彼へと発展していくのです。

 

そういった意味で当会武術を「学問」として

 

武学」として学習し練習していくのです。

 

知己」であればこそ、練習の火加減強弱り、

 

調節できるということであり

 

それはどのような環境状態であっても

 

その場に合った練習ができるということになります。

 

ですので年齢も関係無くなるのです

 

武学」はひとときの間(シーズン)のものではなく

 

生涯に渡っての自分をり練磨していくものです

 

そのなかで「本来の自分を」、「新しいい自分を創造」ことができるのです。

 

自分を知る学問引退終了・卒業といった考えかたはありません。

 

当会システムを学び、卒業独立されたかたや

 

独自工夫されているかたでも

 

当会の「練習について」の思想思考法

 

生涯現役生涯学習」としての

 

はたらきをもちつづけるはずです。

 

伝統武術を練習することは

 

生涯学習を通じて本来の自分を知る旅に出るようなものです。

 

そこには新しい自分を発見するという現代では忘れられがちな

 

ほんとうのたのしみがあるはずです。

 

 

最後に全6回に渡って「練習について」長々と語ってまいりました、

 

すべての記事を読んでいただいた方、お疲れさまでした(_´Д`)

 

また、読んでいただきありがとうございますm(._.)m

 

 

ひとまず終了

 

(関連記事)

1回「練習について・1「火加減」

2回「練習について・2「腹八分」

3回「練習について・3「自制心」

4回「練習について・4「経験値」

5回「練習について・5「厳と勇」

最終回「練習について・6「知己そして生涯学習」

 


 

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練習について・5「厳と勇」

  • 2018.06.22 Friday
  • 17:51

 

1回「練習について・1「火加減」」、2回「練習について・2「腹八分」

3回「練習について・3「自制心」」、4回「練習について・4「経験値」」からの続きです。

 

武術を練習するにあたって学習者には

 

字訣として「」と「」が求められます。

(字訣とは武術の秘訣を一字でまとめてあらわしたもの)

 

この字訣八極拳を中心として中国武術中国拳法を描いた

 

昔の漫画「拳児」にも取り上げられていますので

 

このブログをお読みの方の中にも知っているという人がいると思います。

 

」と「」ですが「注意しましょう」程度の精神論や

 

根拠のない」根性論的なものではなく

 

現代の一流アスリートたちも着目利用している

 

メンタル・テクニックと同様のものであります、

 

れっきとした「の技術」となります。

 

武術は、「生き死に」の中の技術でもあります、

 

その極端の場面において「の技術」はとても大切なものとなります。

 

の術」と「の術」のはたらきが合わなければ武術は成り立ちません。

 

の技術」が精神論や根性論的なあいまいなものでは役に立ちませんし、

 

そんなものにをあずけるのはとても恐いことです。

 

の技術」が実戦役に立つことがあるのか?

 

また、それが人間の動作行動影響するのか?

 

と思われる方もいるかもしれません。

 

生き死に」の実戦ではありませんが、

 

たとえばスポーツ競技の世界で活躍されている方々が

 

このの技術メンタル・テクニック大切にして

 

精神的能力を高める

 

イメージトレーニングorメンタルトレーニング」として

 

自身のトレーニングに組み入れて

 

実際に結果を出していること、

 

またマジシャンが人の心理行動操る

 

メンタルマジック」としてそのテクニックを見せています。

 

メンタリストと言った言葉も一時よく聞きましたが

 

調べていただくと「の技術」があいまいなものではなく、

 

実際に影響があることが

 

理解できると思います。

 

話が「」と「」から少しそれてしまいましたが

 

この2つの字訣

 

前回に問題として取り上げていました

 

甘え」と「懼れ」に対しての字訣でもあります。

 

武術練習に対する

 

甘え」には「」の字訣をもって応じ

 

懼れ」には「」の字訣をもって挑むのです。

 

」の字訣をもって練習した「わざ」は敵時には、

 

その相手にとって「きびしいわざ」となります、

 

」の字訣をもって「養われた心」は敵時には

 

その相手に恐れることなく、「おちついた」状態で正しい判断と行動を導き出します

 

八極システムにおいては

 

」の字訣は」へと発展

 

捨身法(しゃしんほう)」のにもなります。

 

常日頃からこの2字訣心掛け

 

そして練習において実践していくことが

 

自分の武術に「」と「」を纏わせる術となります。

 

また、同時に練習における火の強さを弱めすぎない

 

薪火」となります。

 

 

次回に続く

 

(関連記事)

1回「練習について・1「火加減」

2回「練習について・2「腹八分」

3回「練習について・3「自制心」

4回「練習について・4「経験値」

5回「練習について・5「厳と勇」」

最終回「練習について・6「知己そして生涯学習

 

 

*追記:

ちなみに私の先生である井澤先生と坂口先生の「わざ」は、

 

私にとってとても「きびしい」ものばかりです、

 

お二方と対峙するたびに私の「」と「」は

 

お二方にまだまだ及ばないことを実感させられます。

 

お二方は武術においてはとても厳格であり、その姿を見せつけられて来たからこそ

 

」と「」の字訣

 

私には現実的な技術であると実感させられるのです。

 

レッスンにおいて私は言います

 

実際の武術はこれより百倍以上厳しいものです」。と...

 

このことを踏まえて練習していただければ少しでも

 

いろいろな意味

 

生兵法大怪我のもと」から遠ざかることができるのではないでしょうか?

 

 

練習について・4「経験値」

  • 2018.06.12 Tuesday
  • 11:30

 

1回「練習について・1「火加減」」、2回「練習について・2「腹八分」

3回「練習について・3「自制心」」からの続きです。

 

前回まで練習の強度についてを料理に例えて

 

すぎる火加減は「自分の身を焦がす」ことになると注意を促してきました。

 

では逆にすぎる火加減についてはどうでしょう?

 

料理では、火が弱すぎると素材に火が通りません

 

武術の練習においても同じです、

 

練習の火加減がすぎると

 

身体技術変化おこりません

 

向上する(火が通る)ことができないのです

 

火をくしてしまう原因色々とあるのですが

 

二つほどピックアップしてみます。

 

一つは「懼れ」、もう一つは「甘え」となります。

 

強すぎる火が「自分の身を焦がす」からといって

 

それをおそれてしまい火加減がくなってしまう場合、

 

具体的には

 

「出来そうもない、出来ていない、

覚えていない、覚えられない」など

 

自分にはその「資格が無い完璧ではない」と考え

 

思い切ってレベルの高い所次へ進もうとしない、もしくは進めない。

 

自分のできる所でとどまって安心」しようとする。

 

これが一つ目の「懼れ」です。

 

次の「甘え」で火加減がくなってしまう場合は

 

武術要求規格など練習に必要である要素を

 

かえりみることなく

手を抜いてしまう

(悪い意味でのいいかげん)

 

あるいは

 

することで満足してしまう

自分のしたい練習だけをしてしまう

(つらい練習や基礎的な練習をしないとか)

 

神秘なもの」「その」に頼ってしまう

出来ない」ことを才能が無いことにしてしまう

 

こんなところでしょうか?

 

どちらにせよ火を通すためには

 

努力」と言う「にくべ」てすぎることが

 

無いようにしなければなりません。

 

練習の加減はすぎず、すぎず

 

しっかり、火が通る強さをたもたなければならないのです。

 

この加減をり、調節を上手にするためには

 

何をもっても「練習する経験の中で

 

その按配身につけていくしかありません。

 

それも自分と向き合った練習をすることが必要です。

 

ただ言われたことだけを繰り返す練習は

 

自分のモノ(経験)にはならないのです。

 

料理玉子焼きを作るにしたって経験を重ねることで

 

焼き方は少しづつでも上手になっていきます。

(味はおいといて)

 

正しい方法を知り、練習のなかで経験を積むことで

 

活きた練習になります。

 

経験値を高めることが火加減を知る方法となります。

 

次回に続く

 

(関連記事)

1回「練習について・1「火加減」

2回「練習について・2「腹八分」

3回「練習について・3「自制心」

4回「練習について・4「経験値」」

5回「練習について・5「厳と勇」

最終回「練習について・6「知己そして生涯学習

 

練習について・3「自制心」

  • 2018.06.08 Friday
  • 13:29

 

1回「練習について・1「火加減」」、

2回「練習について・2「腹八分」」からの続きです。

 

 

前回も記事にしましたが練習で「充分にやった・満足した」は、

 

自己満足に陥りやすく

 

武術の練習として効果の面からすれば実は

 

自分が思っているほど高くないのです(´・ω・`)

 

充分やった・満足する」という気持ちは

 

自分の不安を消すための一つの逃げ口上で

 

裏を返せば「満たされたい」といった

 

エゴ(我)がそうさせていることが多いのです。

 

武術は人のすることでありますから

 

完璧完成なんてありません。

 

武学としては向上あるのみです(っ ` -´ c)

 

不安の逃げとして満足してしまったり、自分は完璧に出来たなどと思ってしまうと

 

そこで全てが止まってしまいます

 

向上のための原動力としては

 

練習をしっかりやったぞ」と言う自信も必要ですが

 

「自分の技術がまだまだ完全ではない、上には上がある」と言う不安も必要です( ー`дー´)

 

武術の練習では「満足したい」と言う、

 

我(エゴ)がでしゃばる事が無いように

 

心をコントロールしなくてはならないです。

 

それが「自制心」です、

 

武術練習において常々、自己を見つめ火加減を調節する練習をすることは

 

同時に「自制心」を養う心の練習にもなっています

 

そして、その「自制心」が

 

練習で自分の身を焦げ付かせてしまわないようにする安全装置となり

 

自身の身体を守る一つ技術となります

 

練習で培った「自制心」を生活にかせるよう

 

心掛けることで仕事や家事などと言ったあらゆる場面においても

 

やり過ぎ」といったことに気づき

 

自分を護れるように発展させることも可能です

 

そうなれば武術の一つの技術が身についたとも言えるでしょうm(__)m

 

次回に続く

 

(関連記事)

1回「練習について・1「火加減」

2回「練習について・2「腹八分」

3回「練習について・3「自制心」」

4回「練習について・4「経験値」

5回「練習について・5「厳と勇」

最終回「練習について・6「知己そして生涯学習